セラピストのためのページ
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2005/10/05 更新ここではセラピストさんの為に役立つ様々な情報を集めてあります。ネット上でもこういう情報をまとまって見つけることが難しいです。ネットに氾濫しているアロマ情報は人聞き・孫引き・うわさのものが非常に多いですので、ここでは出来るだけ自分で体験した情報を入れました。多分、セラピストの皆さんにはとっても役に立つと思います。まだ完成していません!
- 白衣はどうやって購入するの?
- 油臭くなったシーツを洗う方法は?
- アロマテラピーの典型的な教科書は?
- セラピストの怪我はどうやって防止するの?
- 役に立つビデオはありますか?
- いろいろな学校の講習はどうなの?
- プラスティック/ガラスのボトルはどこで購入できるの? 更新
- マッサージベッドはどこで購入できるの?
- マッサージベットがないときはどうマッサージするの?
- リネン類はどこで購入できるの?
- サロン用品はどこで購入できるの?
- お薦めのフットバスは?
- 妊婦さんに対するアロマはどうなの?
- どのアロマオイルが良いのでしょうか?
- 禁煙を勧める方法
- 施術による事故の賠償保険はないのでしょうか?
- 紙シーツはどこで購入できるの?
- 空きの精油ビンやトリートメントボトルはどうやって洗浄するの? NEW
セラピストさん同士の様々な意見交換ができる様に掲示板を設けました。勉強中の方でも大歓迎です。気軽に書き込んでください。 専用の掲示板は中止しました。一般の方へお書きください。
日本の白衣市場は事実上「ナガイレーベン」という会社のほぼ完全な独占下にあります。テレビで出てくる看護士さんやドクターの着ているのは全部ここの白衣です。ここの白衣はネットで購入できるようになっています。
このサイトは優秀で、品物の配送や連絡もネット販売としてAクラスでどなたにもお薦めできます。どの白衣が良いかというのは人それぞれですので、難しい問題ですが、私が試した中ではHospar Stat(ホスパースタット)という素材のものが通気性と伸縮性があり気に入っています。Kex Star(ケックスター)は伸縮性が良くはなく質感もすこしゴムっぽい感じでした。他の生地に関しては使っていないので分りません。細身の男性のセラピストの方は注意が必要で、ドクター着は何故か(笑)お腹が出ていても着られるようにウエストのしまりが全然ありません。これだと施術中におかなの部分が垂れて来ます。私はナース白衣のLを使っていますが丁度良いです。有料で裾挙げもやってくれます。私はアイロンで出来るテープで裾挙げをしていますが。
白衣は白は汚れやすいですから注意が必要で、くすみのある白の白衣は逆に不潔感を感じさせます。私は病院色でないミドリ系を使うことが多いです。ピンクも使ってみたいですがやはり気が引けます(笑)。汚れてきたらやはり早い目にあきらめるのが良い習慣でしょうね。
あなたは布のシーツを使っていますか、それともディスポーザブルの紙シーツ?僕はクライアントさんの寝心地を考えるとどうも紙シーツは好きになれませんし、なんか資源の無駄使いの気がして・・・。しかしかなりの割合のセラピストさんはディスポーザブルを使います。それはキャリーオイルの油が染みて、徐々に酸化した油の匂いが付くからです。この匂いの為にディスポーザブルを使っている方が多くいます。(洗濯の手間は他にもリネン類があるのでディスポーザブルを使っても大きくは軽減されません)この油臭さは普通に洗濯したのでは落ちにくく、それであきらめてしまったセラピストさんも多いのではないでしょうか?私も漬け置き洗いをしたり、酸素系の漂白剤を試したり、少し試行錯誤しましたが、ついに匂いをほぼ完全に落とす洗濯方法を見つけました!
(1)作業着を洗う特別な洗剤を使う
これはたまたま近所のドラッグストアにあったのですが、第一石鹸西日本鰍ニいう会社の洗剤です。隣のものは消臭・抗菌作用のある添加剤で潟jトムズの製品です。なぜ後者が必要は次を見てください。(2)日光に当てず日陰干しする
油の残っている布を日光に当てると、酸化が進みやすく油臭が出やすくなります。もちろん日光消毒というメリットはあるのですが、完全に乾燥すれば通常の殺菌にはなります。しかし日光に当てないデメリットを軽減するために前記の消臭・抗菌剤を入れて洗濯し、曇りの日に干すか、陰干しにします。実際、上記の洗剤で洗ってもしっかり日光に当てると酸化臭が置きます。
以上の洗い方をすると、既に油臭くなっているシーツでもほとんど完全に匂いが落ちます。もちろんディスポのシーツを使っている方でもリネン類は洗濯せざるを得ないのでこの方法を使えば油臭くなりません。また、精油が入るとこの方法でも香りや油分が残ったりしますので適時付け置き洗いをすればかなりのレベルまで落ちます。お試しあれ!
もちろんある所まで行ったらあきらめて破棄したほうが良いですね。ただちゃんと洗濯してやればシーツは20回以上は使えると思います。私の使っているシーツは大体700〜900円のレンジですので、20回使えれば一回の経費として35〜45円と許せる範囲になります。もちろん自分で洗濯した場合ですが。
何が"標準的"な教科書かというと、アロマテラピーはこうでなければならないというのは無いというのが私の意見です。各自の経験や思想や顧客の傾向でどんどん発展させてこそ代替療法として根付いてゆくものです。が、特に勉強中の方にはそれではアドバイスになりませんのでいくつか本を紹介してみたいと思います。特に「標準」という意味でITECが推奨している本に関しても紹介いたします。長くなりますので別ページでご紹介します。
⇒⇒ ITEC推奨図書について
⇒⇒ 私の独断と偏見による推薦
☆書籍の購入に関して☆
書籍の購入はいまやネットで注文する方がはるかに楽で経済的です。内容に関して大よその察しがついている場合は、書店までの交通費と時間が非常に無駄になります。もちろん「何を読んだら分らない」という場合は書店へいってあれこれ読んでみるのが良いですが、私はもう5-6年前からネット購入が主体です。しかも便利なうえに既に読んだ人の書評がかかれていますからさらに参考になります。私はもっぱらAmazon.co.jpを使っています。書籍代が1500円以上から送料は無料となります。Amazonで素晴らしいのは洋書も和書と同じ感覚で注文できることです。もちろん円換算で1500円以上なら送料はかかりません。これは昔非常に高い空輸料金を払っていたのを考えると超画期的です。是非お試しあれ。洋書を注文する場合ですが、日本のAmazon.co.jpでは書評などの有用なデータが欠落していることが多いので、アメリカならAmazon.com、アロマならイギリスのAmazon.co.ukへ出向いて書評や関連書籍を検索すると良いです。希望の本が確定出来たらその本のISBN番号をコピーします。そして日本のアマゾンのサーチ入力にそのISBN番号を入れて検索すれば大抵出てきます。これで送料無しで洋書が注文できます。
例 Henry Gray Gray's Anatomy ISBN: 0762406739
イギリスのアマゾン
日本のアマゾンたまにアメリカやイギリスのアマゾンにあるのに日本のアマゾンでは出てこない未登録の洋書がありますが、これは残念ながらアメリカやイギリスのアマゾンサイトから送料を払って注文するしかないです。
手のひらで直接クライアントさんとコンタクトするセラピストにとっては、ほんのちょっとの切り傷でもトリートメントに支障を来たします。もちろんセラピスト生命にかかわるような怪我も問題です。これらの事に関しては日本では、女性のセラピストばかりで家計を背負ってゆく意識が希薄なためか、職業として歴史が浅いためか非常に軽視されています。原因や防止策について考えてみます。
アロマテラピーは直接クライアントさんの肌に触れるために、自分の手のひらの状態が常に相手に伝わります。そういう意味では、手のお手入れを欠かす事が出来ません。手の荒れたセラピストさんにトリートメントしてもらうとすぐにわかりますし、リラックスの妨げにもなります。アロマセラピストにとって、手はまさに商売道具。世の中には手のモデルさんがいらっしますが、アロマセラピストの状況はそれとまったく同じだと思います。
[意識の問題]
意識の低さはアロマセラピストのプロ意識の低さからも来ていますが、アロマの学校や講習ではこういうことにまったく一切触れないという現状にも原因があると思います。仮にプロのアロマセラピストとして、少し低い査定ですが年収400万円を10年稼いだとします。それで4000万円です。本気で生計を立ててゆこうとしている方は当然一億円以上をその手から稼ぎ出す事になります。では、もし怪我や事故があったらどうなりますか?指の怪我、手の怪我、腕の怪我、肩の怪我、足の怪我、ひざの怪我、そのすべて程度問題ですが、一億円の価値のものを簡単に失う事になってしまいます。ですから、日ごろから自分の肢体は一億円の価値があり、それを怪我することはもちろん、それだけの損失があり、家族を路頭へ迷わす事になる、という事を肝に銘じて行動しなけばなりません。「巨人の星」をご覧になっていた世代は飛雄馬が、いかに自分の肩をかばわなければならないかを父の一徹に厳しくしつけられたか覚えていますか?あれはまさに意識改革なのです。プロのセラピストとしての意識をしっかりと身に着け、実際の行動に組み込んでゆく、それがアロマの星となる(笑)必要条件です。[危うきには近寄らない]
交通ルールはよく守りましょう、急いでいても急がない、だいたい疲れているときとか急いでいる時が一番危ないです。駅の階段は十分注意します。電車には駆け込まない。物を取る時は無理をしない。何事も無理をしない。ガラスを割ったら絶対に素手は使わない。こういったことをばかげているとか行過ぎていると考えるあなたはまだ意識が十分ではありません。[日常]
柔道の柔らちゃんは、実は包丁は一切使わないそうです。指を怪我すると試合のときの激しい組み合いが出来なくなるからだそうです。僕も正直そうしたいですが、現実に私はセラピストだから包丁はあなたがやってといって済む人は稀でしょうね。僕はごくたまに料理をしますが、もちろん素手で包丁は使います。この時はやはり、意識を高く持って無理はしないで、かなり注意をしてやります。ただ、奥様セラピストの方は大変だと思います。忙しいし、疲れているし、子供がうるさかったり、そういう中で包丁を使うと非常に危険ですね。たぶん手袋をするのが一番良いのだと思います。アロマセラピストの難しさは、本当に小さな切り傷でもそれが手のひらに出来た場合は非常に大変な事になります。アロマオイルを使ってマッサージをするので、少しでも傷口があるとオイルが入り込むのと、表皮が引っ張られるのとで、傷口がなかなか閉じないのですね。普通なら1日で閉じてしまうものも、3-4日場合によっては一週間かかる場合もざらです。
一年ぶりに小さい切り傷をしました。僕は毎日夕食の皿洗い係なのですが、洗っている時に欠けた茶碗の端が当たって、非常に浅いですが表皮だけ切れました。幸い手の平の引っ込んでいる部分だったので、影響は少なかったですが、うえの写真は3日後にやっと傷口が閉じた状態です。これからは皿洗いの時も手袋をしようと思っています。(僕は不思議と毎日皿洗いしても、手荒れにはなりません)
手技が基本になるアロマテラピーでは本から手技を勉強することは困難ですし、実地で人から教わるのが常に可能ではありません。いくつか多少は役に立つビデオをご紹介いたします。
あなたは一つのアロマの学校しか知りませんか?他の学校がどうなっているか全然知りませんか?純粋培養になっていませんか?学校という組織や環境というのは非常に偏ったものです。IFA系、ISPA系、ITEC系といろいろありますが、学校はやはり特定の利益団体ですから、経営者や資本母体からくる偏向がどうしてもあります。それは良い面もありますが悪い面もあります。世の中は一つの学校よりもずっとずっと広いところです。いろいろな人がいます。純粋培養で一定の考え方や価値観を植え付けられると自分の方向性を大きく狭める場合も少なくありません。一つの団体にこだわらずもっと広くアロマの世界と付き合ってみませんか?
これからアロマを勉強しようと思っている方、ある程度勉強したけどもっと幅を広げたい方、自分の学校以外の事は知らないけど体験してみたい方、私の言ったいろいろな学校の短期の講習に関して私なりの感想を交えて紹介いたします。ご覧になってみてください。
案外これってどこで買ったらよいのか分りません。東急ハンズとかにはありますが、非常に高い価格で売られています。小売でもっと安価に購入できるお店、大量に激安で購入できる製造元をご紹介します。以下の両方ともプラスチックとガラスの両方を扱っています。
NEW■岡島産業 〒326-0141 栃木県足利市小俣町304-3 TEL 0284-62-0339
ここであまり多くない最小ロットで、「小容量容器」の点眼容器から買うことが出来ます。最近、私はここで500個程度買っています。下の高野理化で売っているものよりもできは良いもので、値段も半分以下です。サンプルも直ぐに送ってくれます。■高野理化硝子 千代田区神田鍛冶町2の3のl JR線神田駅東口中央通り
TEL.03(252)2641 平日の10時〜5時 5時ぴったりに閉店するのでご注意あれ
ハンズやネット購入などと比べると1/5〜1/10の価格で購入できます。■竹本容器株式会社
完全に製造元ですが箱単位の購入でしたら丁寧に応じてくれます。小さいボトルは一箱で1000個前後ですがガラスのトリートメントボトルがいやでプラビンを使い捨てになさる場合は、それなりに使ってしまう量です。アロマ用の遮光ビン・ドロッパーは任意個数で売ってくれます。様々な素材、大きさ、形、口のボトルがありますので、カタログを請求されると良いと思います。私が対応していただいたのは名古屋営業所の足立知行さん <adachi@takemotokk.co.jp>でした。メールで相談してみてください。 なおこの竹本容器のHPにはプラスチック素材と溶剤や気体の透過性に関する資料が出ていますので、材質を選択する時の参考にしてみてください。トリートメントボトルとしては耐油、耐アルコールのあるPP、PET、PVCのいずれかになると思います。私は現実的には数時間使うだけなので、押し出しやすさを考えてPPを使っています。数日程度のの保存を考える場合はPETの方が良いでしょう。それ以上はガラスが無難です。左奥から20ccガラス瓶、30cc、15ccプラビン、
手前寝ているのが10cc、5ccプラビン
学校やサロンによっては施術の時に頑固にガラスの香料用遮光フロービン(口が液ダレ防止に広くなっているやつ)を使っていますが、あれは僕の理解では意味ないです。精油は多くのプラスチックを溶かしますが、上記の容器用の素材とくにPPは別です。そもそも精油のドロッパーはプラスチックではないですか、そうでしょ?原液の高濃度の精油に浸っても溶け出すことはないのですから、希釈したらなおさら大丈夫ですよね。トリートメントボトルとしてのガラス瓶は一種の信仰みたいなものです。プロっぽく見えるかもしれませんが、お客様のいる身辺で落として割れる危険性のあるガラス素材を私は絶対に使う気になれません。万一割れたらトリートメントは完全に中断です。また施術の時に蓋の開閉が面倒で、音はするし、油で完全に閉まらな時があるし、正直ってトリートメントの妨げです。洗浄も形状が洗いにくいですからかなり真面目におこなう必要があります。写真のプラボトルはPPで、ノズルが着いている為にキャップをせずに倒して置いても中身は出ません。腹を押して出します。ですからトリートメント中はキャップをせずに倒して置いておいてOKです。PPは耐アルカリ、耐酸性、耐アルコール性、耐油に優れていてトリートメントボトルとしてほぼ完全です。ただ香気の透過性があるために、容器に香りが付着します。ですから基本的にその場限りの使い捨てです。その点PETは香気透過性が弱い為に付着は少ないですが耐薬品性は落ちます。まあトリートメントボトルとしては問題ないでしょう。PETはリサイクルルートが確立しているのが特徴です。PPもリサイクルは可能ですが通常のゴミ回収でどう処理されるのか不明です。
トリートメントをある程度やるとマッサージベッドが欲しくなります。ここでは個人輸入される場合や業者に頼む場合の情報です。まず我々の体格の人がサロンでも十二分なクオリティを持ったマッサージベッドの価格は、300〜600米ドルであるという事を念頭において置いてください。アロマ用のベッドで国内産はありません。整体などの為に国内で作られたものも見受けますが(例えば高田ベッド)、やはりこの価格の倍以上はします。となると結局のところ輸入品しかないわけです。ベッドはポータブルの物で軽くても12kg〜15kgありますから結局のところ送料輸入代が非常にかかってしまって、我々が見るものは非常に高くなってしまっています。送料は北米からでしたら250〜300ドルが相場です(もちろん空輸です)。関税も7000円ほどかかります。従って、どう安くしても600ドル=72000円と関税で8万円位はかかることになります。
個人輸入: 私個人はネットで発注して、メールで先方とやり取りしながら個人輸入で購入しました。これだけの価格になりますから個人輸入でもかなり慎重に進めました。やはり英語の作文力がないと難しい作業になります。私が使ったのはTherapyShopper.com というカナダの会社です。他にhttp://massageking.com/もきちんと対応をしてくれましたが、正式な発注書を要求されたので面倒で止めました。この種ののサイトは"massage table”等で検索すれば山のように出てきます。日本はこの点は全くの超後進国ですね。メーカ間の競争もそれなりにありそうです。
どのメーカーが良いかというのは難しい問題ですね。一番重要なのはやはり自分で実際に見たり他の人が実際に仕事・サロンに使っているものということになりますね。いろいろなサロンで実績があり私も使っているのはEarthLite社のAvalonでしょうか。価格的には本体が300ドル弱、ヘッドセットやレイキプレートのオプションを付けて400ドル弱でしょうか?現地の人はこの価格でこの製品が購入できるのは本当に羨ましいです。
国内購入: わたしがお薦めするのはエサレンマッサージをやっているここです。ここは私がエサレンの講習でお世話になったり個人的にも知っているので、EarthLite社のテーブルの購入をお考えでしたらお薦めできます。
他に国内代理店のあるのはオークワークス社のテーブルを扱っているここです。実物を実際に見てみたいといったら、「在庫があるときに来れば見れます」といってくれました(実際には行くチャンスがありませんでした)。
マッサージテーブルに関して私の2-3の感想を書きますと、
- クライアントにとっては幅は広い方が楽だが、セラピストにとっては狭い方が良い。私が使っているのは28インチ(71cm)幅ですが、丁度両者の折衷といった広さです。イギリス系で使われている幅の狭い”カウチ”は、私がクライアントだったら避けたい広さですね。
- 生身の人間を扱うのでやはり全体に木製の方が自然でしっくりクルが、アルミ製の足のものの方が少し軽く、高さの調節もワンタッチで出来る。ただし私は設置してから高さは変えたことはありません。
- 個人的にはフェイスホールよりもヘッドレストの方が使いやすいと思っているが、ヘッドレストを使うと思ったよりも長くなり、トリートメントルームが思っていたよりも狭くなってしまう。
- "レイキプレート"とはクライアントの頭がわに椅子に座った時に、セラピストの足がテーブルの下に潜れるように、板の部分が大きく開いた空間になっているものを言います。実はこれがないとフェイシャルなんて非常にやりにくいです。立った状態でフェイシャルを行う方は良いのですが、座って行う場合はこれは必須です。
ちなみにイギリス式のマッサージテーブルをお探しの方は"massage couch"で検索すると出てきます。ちょっと見た感じではこちらも価格的には150〜200英ポンド程度(1ポンド=約180-200円)のようですから、米英の価格差はほとんどないようですね。
このサブジェクトが出てくるのはやはり日本がアロマ後進国だからです。つまりアロマを勉強する人はいわゆる綺麗な学校で、綺麗なマッサージベッドを使ってしか手技を習っておらず、マッサージベッドがないと困ってしまうわけです。私は最初から出張でトリートメントをしていますので学校でマッサージベッドに慣れてしまう前にこの問題に直面しました。実はイギリスのアロマの本を見ると、かなりの割合でマッサージベッドを使っていない写真で構成されています。これはひとえにアロマトリートメントが専用のマッサージベットの無い一般家庭で行われる事を前提にして書かれているとしか思えません。つまりそれだけアロマトリートメントが一般に普及しているとも考えられ、日本でのベット主体の教え方は実は日本のアロマの普及度をあらわしているともいえます。 つづく・・・
私はいわゆるサロン用品として購入することは非常に少なく、出来るだけ安価に一般店で見つけています。一応利用したことのあるところを紹介いたします。セス コーポレーション株式会社:個人にも販売していますが、サロンとして登録すると安くなります。個人セラピストの方は自宅開業として登録すればOKでしょう。注文には迅速・丁寧に対応してくれます。ただ価格的には個別の販売元を探せばそれの方が安いでしょう。いろいろそろっているという意味で利用価値があります。
世の中には非常に多くのフットバスがあって非常に迷います。バブル、マッサージ機能や保温機能、赤外線機能などなど付加価値をつけて販売されています。たぶんそれぞれ長所や短所があると思います。ただ、買った方に伺うとマッサージ機能はメチャうるさくて使わない方が多いです。それと保温機能は気休めでかなりさめるそうです。私は、やはりふくらはぎまで温まるものということでマキ○○○さんのリフレサロンで実際に業務に使っている、純粋な発泡スチロールの物を使っています。あらかじめ断っておきますが決してマキ○○○さんが好きで使っているのではありません。このフットバスは非常に深くふくらはぎまで温まります。お湯がたっぷり入るのでほとんど冷めません。しかも発泡スチロールなのでお湯の入っていない時は指二本(腕じゃないよ)で持ち上がるほど軽いので、洗うときも楽チンです。ごちゃごちゃ機能のついているものは電源コードが着いていますから洗うのは少し面倒な気がします。価格は5800円でここに紹介があります。彼女たちのサロンでは常用しているので常に在庫として各店で持っているようなので近くのサロンに聞いてみてください。でも最後にもう一度、決してQueens○○○が良いといっているのではないのですよ(←くどいって!)
これはたまに質問される問題なので少し書いてみることにします。これは非常に難しい問題で、妊婦さんは様々な局面でアロマテラピーや代替治療を非常に必要としている一方、精油の妊娠に対する影響は深く研究されていないために、何をどこまで行って良いか全く自明ではなく、本によって書かれているガイドラインもかなり違っています。また、勉強中のセラピストと経験のあるセラピストでは守備範囲も違ってくると思います。実は、私のアロマテラピーは妻の妊娠を契機に始まったので、妊婦さんとアロマの関係は一応体験済みで、過去に書いたレポートも一つあります。
一般的にいえることは精油はあくまで薬物として考えるべきです。ですので安定期(一般的には胎盤の完成するおおよそ16週)までは一切の薬物は絶対に使わないというのが原則です。この時期の妊婦さんの悩みはツワリが主ですから、フラワー系のオイルを芳香やアロマバスに使うことで対応する程度になると思います。アロマバスも換気をしていない場合はかなり吸い込みますので注意が必要です。またこの時期特に有効なのはリフレクソロジー(但し生殖器系の反射区は絶対に刺激しない)と、薬効の高い植物オイルです。私の奥さんは喘息持ちだったために、妊娠がわかった時から臨月まで毎晩、気管や肺の反射区のリフレをしました。
安定期に入れば後は臨月一ヶ月前までは、比較的自由度が効きます。この期間に使ってよい精油というのは、これまた混乱があります。本によって全然違います。私が参考にしたのは「プロフェッショナルのためのアロマテラピー」、「アロマテラピー快適なマタニティーライフ」、生活の木のカタログなどです。一般的に言えば、(1)女性ホルモン様作用のある精油、(2)ケトン類(神経毒)を含んだ精油、(3)経通作用のある精油は使用するべきではないです。以下ではケモタイプ精油事典にしたがって簡単に分類してみました:
いつも使用可:ベンゾイン、ユーカリ・グロブルス、フランキンセンス、ジェニパー、ジャスミン、ラベンダーアングスティフォーリア、レモングラス、メリッサ、ミルラ、パチュリー、ローズ、サンダルウッド、ブラックペッパー、
原則として安定期以前は使用しない:バジル(神経に作用するため)、ベルガモット(理由?)、カモミールローマン(含ケトン類)、ジンジャー(理由?)、グレープフルーツ(理由?)、レモン(理由?)、ユーカリ・ラディアタ(理由?)、ゼラニューム(わずかにケトン類含)、プチグレン(理由?)、パイン[Pinus Sylvestris](理由?)、オレンジスイート(理由?)、マンダリン(理由?)、ティートリー(理由?)、ローズウッド(理由?)、ラバンサラ(理由?)
全期間使用しない:キャロットシード(理由?)、カモミールジャーマン(通経作用)、サイプレス(ホルモン様作用)、スイートフェンネル(含ケトン類、ホルモン様作用)、クラリセージ(ホルモン様作用)、イランイラン(理由?)、ネロリ(ホルモン様作用、ただし微量)、マジョラム(理由?)、ペパーミント(含ケトン類)、クローブ(神経に作用)、ローズマリー(含ケトン)、シダー[Cedrus Atlantica](含ケトン類)、ニアウリ(ホルモン様作用)、ヘリクリサム(含ケトン類)、ヤロー(含ケトン類)、パルマローザ(子宮収縮作用がある!)
タイムに関してはケモタイプによってはケトン類を含んでいるために安定期以前に使用しないものがある。ベチバー、バレリアンは上記辞典に記載なし。
上記はあくまでケモタイプ精油辞典によるもので、文献によって大幅な違いが見れますが、全期間使用しない物はほとんど成分的な裏ずけがあるのでこれに従って間違いないと思います。妊婦さんに対するアロマテラピーは「プロフェッショナルのためのアロマテラピー」に詳しく載っていますので、これも必ず参考にしてみてください。ただ、もし学校で勉強中のセラピストさんであれば、この情報ではなくて必ず学校の指示やガイドラインに従ってくださいね。例えばITECでは妊婦(安定期以降の)が使用可能な精油はマンダリンだけであるということになっていますので注意してください。
日本では精油を使ったために妊婦に影響があったという症例は報告されていないと認識されていますので、あまり過度に神経質になる必要は無いのですが、責任のもてない第三者に適用するのでしたら、使用する精油に明らかな効果を期待して、その期待がリスクを大きく越えるのであれば使用する、というのが良いと思います。また使用する場合は濃度は低めにして、塗布範囲も問題のある部位に限定した方が良いと思います。例えばリラクゼーション目的で即全身のトリートメントにラベンダーというのは少し短絡的過ぎる気がします。私が妻の妊娠中に行った事例をここで紹介いたします。これを今読み返してみるとかなり慎重に様子を見ながら、本当に必要かどうか確認しながら使っているのが分ると思います。毎日近くにいて様子を観察できる場合は良いのですが、トリートメントする時しか会えないクライアントさんの場合は精油の使用の影響を即察知できないわけですから、慎重な適用が必要です。さらに、精油を使うといっても一週間に一度トリートメントをするのと、毎日適用するのでは全然違いますから、頻度ということも重要なファクターになってきます。
またセラピストの経験にも大きく左右されると思います。右も左も分らないビギナーであれは精油を使うのは止めた方がよいかもしれませんし、勉強中のセラピストさんでも看護士さんで妊婦さんの扱いをご存知であればかなりの適用が出来るかもしれません。妊婦さんは本当に代替治療を必要としていますので、この方面は皆さんの経験しだいでこれからの発展が決まるといっても良いです。(欧州のアロマを積極的に使う例では陣痛を促進したり、出産前に会陰部の柔軟化、出産時の会陰切開時にアロマを使ったりもします) まず妊婦さんに対しては、何の精油が使えるかを気にする前にアロマはとりあえず忘れて、一体どういうトラブルや悩みがあるかを聞いてあげることがセラピストとしては大事です。その上でどういう代替療法があるのか、どれがベストか考えてゆきましょう。アロマにあまりこだわしすぎてはいけないと思います。
妊婦さんは考慮することが非常に多いですし、難しい対象ですが、逆に学ぶことも多く、何か妊娠上の医学的問題があれば全く別ですが、ほぼ健康な状態でしたら積極的に対応したいものです。ただし学校のスタディ-として行う場合は必ず学校の指示に従ってくださいね、くれぐれも。
これは一種のブラックジョークでここに載せたのです(笑)。 実はアロマテラピーでは、これはとても大事な疑問ですが、これほど危険な!質問は他にないかもしれません。10人のアロマセラピストを集めて、この質問をしたら一時間後には死者がでると言うのは大げさですが、掴み合いのけんかが始まった、という話を冗談だと思えない人はアロマの業界の事をよく知っている人だといえます。精油のブランドの話はセラピストの間ではちょっとしたタブーともいえますし、相手を良く知らないでこの質問をすると人間関係を失う事にもなりかねません。精油の(商品としての)世界は実は魑魅魍魎(チミモウリョウ)が住んでいるおどろおどろしい世界なのです。まあ化粧品の世界よりはずっとマシかもしれませんが。アロマを勉強中の貴女(貴男?)、このオドロシイ世界に一歩足を踏み入れたあなたには、このチミモウリョウが最後まで付きまといますよ。アロマ業界で4-5年仕事をされている方で、精油商品のことで嫌な思いをされたことは多分一度や二度はないのではないのでしょうか。
多くのセラピストの方は自分の現在使っているオイルが批判される事を極端に嫌い、他のブランドを使ってみようとあまりしません。実はそれには大きな理由があります。もし本当に現在使っている精油に第三者でも理解できる確固とした利点及び自分がこれまで使ってきた実際の効果があれば、少々批判されたぐらいでは全然気になりません。少々のことで喧嘩やけなし合いになるのは、何を隠そうそのセラピストさんが自分の使っている精油を何故使っているか確固とした知識や客観的な裏ずけがないからなのです。人間もともと不安要素がある台をトントンと叩かれれば、ほんのわずかな振動でもとても不安になり、憤りや怒りさえ生まれてきますからね。多くのセラピストさんは、自分の学校で使っていたからとか、親会社が扱っているからとか、自分の周辺が使っているからとか、あるいは名前が知られているからとか、だいたい根拠の薄い動機で使い始めるのがほとんどです。本当に白紙に戻して一から精油選びをしたセラピストさんが一体どれだけいるでしょうか?精油はお客様に対する責任であると同時に、お客様に対しては自分のセラピーの顔です。どのようなセラピーをするのかという事と、どの精油ブランドを使うのか、それは大きな関連があります。
アロマの学校と特定の精油ブランドが結びついていることはしばしば見受けますが、これは実に不幸なことです。とりあえず無批判にあるブランドを強制的に受け入れなければなりません。批判的に見るという頭のスイッチをそこで一旦切らなければなりませんから、その精油に関する問題点に慣れてしまって感覚が麻痺してしまいます。卒業する時には他の良い精油に目が行かなくなることもしばしばですし、自分やクライアントさんのためにより良い精油を探すという習慣は抹殺されます。ですので、学校を卒業してスタートラインに立たれたらもう一度精油選びから始められてはいかがでしょうか?
ここでは人間関係を壊したくないので(爆)、特定の精油ブランドは推奨しませんが、私の選ぶ基準をお話します。
(1)質問や問合せにできるだけ丁寧に回答し、そして積極的に情報開示してくれるメーカーです。なんだかんだ理由をつけて回答をしなかったり、やたらに他のメーカーを批判したするブランドは、開示したくない情報がある、自分のブランドに自信がないから他者を批判する、のですよ。
(2)産地・蒸留年がわかる。精油はあくまで農産物です。ワインと同じです。産地や収穫年が違えば、成分や香りが変わって来ます。市場に出す精油の香りができるだけ一定になるようしてブレンドしているブランドもありますが、私はそういう精油はセラピーに使う対象外だと思います。内容がわからないものをお客様に使う気にはなれません。
(3)年によって価格が変わったり、欠品したりする。農産物の精油はその年の天候に大きな影響を受け、収穫量が変動します。収量があっても品質が基準に満たない場合もあります。従って価格が変わったり、欠品が出たりするのは極めて自然なことです。逆にそういうことのないブランドは何らかの操作をしていると考えられます。
(4)マスマーケット指向の精油ブランド。できるだけ沢山売ろうという戦略のブランドは危険性があります。高品質の精油がそれほど大量にいつも確保できるわけではないのですから。
私はメインとするブランドの他に、5種類ほどのブランドを使っています。それでもメインとしているブランドの信頼は揺るぎません。そのブランドはケモタイプのフランス系のものですが、やはり欧州でメディカル用途として医師たちにも使われているという点と、非常に多くの症例・ブレンド例が本となって存在しているからです。成分分析表の添付の有無はそれほど本質的ではないと考えています。ある成分が多少の変動をしたからといって、それが即テラピーの結果に影響するわけではありません。まあ精油を薬として使う場合は重要かもしれませんが、我々はホリスティックなセラピーをしようとしているわけですから成分表を見て%を気にして一喜一憂してもしょうがないです。セラピーの効果を左右するファクターはもっと他に沢山あるからです。
いずれにしても、常にオープンマインドでいろいろ使ってみる姿勢が重要だと思います。同時にお客様から「このブランドは良いのですか?」と聞かれたときに、自信を持ってチャンとした理由で答えられるようにしたいですね。
何故こんな話題を、と思われるかもしれません。理由は二つあります。一つはアロマの学校へ行って、以外にもスモーカーの生徒さんが思っていたよりもいた事。これは僕の常識では考えられないことです。だって、ヤニの付いた手で、お客さまの肌や顔に直接触れるなんで・・・。それに香りを商売としているのに、自分で吸えば衣服や髪の毛にニオイが付くではありませんか。そんな人が「お客様、このネロリはいかがですか」なんてやるんですか・・・。でも喫煙というのはそういうマトモな思考が出来ないように洗脳された状態なのです。もう一つの理由は、クライアントさんのカウンセリングをしているとタバコを止めたら良いのになぁ、と思うときがあります。このときの理解や対応がよく分らなかったのです。
実は私のケーススタディーのクライアントさんが教えてくれたのですが、「禁煙セラピー」アレン・カー著 という本があります。これは他の禁煙方法と違ってとてもセラピー的な本なのですね。なぜ喫煙をするのかという本質的なところまで掘り下げておこなう禁煙法です。なにか悪い習慣を身に付けていてそれをどうやったら止められるか、というのはカウンセリングをする時に非常に重要ですが、その一例を見せてもらったようで非常に役に立ちました。そして喫煙者のクライアントさんに対応する時に、今までよりもその人の状態が理解できるとともに、もし禁煙を考えておられるようだったら勧める方法があることが分り、とても喜んでいます。(ただこの本を読んだからといって、私の前を歩きタバコをして歩いている輩の首をしめたくなったり、拳銃で撃ち殺したくなったり、しなくなるわけではないかもしれませんが(笑))
ノンスモーカーの皆さんはカウンセリングの勉強だとおもって読んで見られるのはいかがでしょう。喫煙者のセラピストさんは丁度良い機会ですから、タバコの奴隷でいる惨めな人生はこの辺で終わりにして、吸わない人の楽しい生活を味わってみてはいかがでしょうか。
これはやはり日本では遅れていますね。実は英国ではITECを持っているセラピストサンは保険が適用になります。残念ながらこれは日本でITECを持っているセラピストには適用になりません。この為に日本でのITECの価値は少し落ちてしまっているともいえます。
私がネットで調べた限りではアロマテラピーの賠償保険を販売しているのはAIUだけのようです。
このAIUの保険をベースに団体加盟して有利な条件を作っているところもあるようです。またアロマ/エステ系でない学校では、通常の損保会社と契約して団体加盟でその会員や卒業生に対して賠償保険を作っているところもあるようです。
日本アロマコーディネーター協会(AIU)
日本整体カイロ療術連合財団
インターナショナルセラピスト協会
RAJA
(私は↑上記の諸団体とは関係はありませんのでご注意を)現在のところ、フリーな個人セラピストとして賠償保険を受けるのであればAIUが唯一のようです。AIUの保険は資料請求して見積もりもしていただきました。保険料は支払い限度額とセラピストの年間売上高に依るのですが、保険料の最低額が15000円(年)となっているので、かなりの売上のある方以外はこの15000円が保険料になります。これは出張で施術した場合も適応になり、サロン内での転倒事故にも適用されます。ただ1事故に対して1000万円までで、年間の合計が3億円までです。内容的にはアロマテラピーの現状から見て十分だと思われます。(事故確率がはるかに高いエステサロンでは不足になる可能性もあるかもしれません)ご興味のある方は上記のAIUのHPから資料請求すれば、地域の担当者が対応してくれます。
一応、上記のセス コーポレーション株式会社から購入できますが、ここの紙シーツはすこし固めで寝心地はいまいちです。紙シーツはこれまで3種類知っていますが、もう一つは現在TCAで使っているもので、ここのものは質的にはOKですが、直の購入先が分りませんので何とか調べてみます。もう一つは別の学校で使っていたものでこれは紙質はトイレットペーパのような感じで、私は使い捨てとしてはこちらの方が好感が持てましたが、これも購入先は不明です。良いところをご存知の方がいらっしゃったら教えていただきたいです。
◎空きの精油ビンやトリートメントボトルはどうやって洗浄するの?
使って空になった精油ビンやガラスのトリートメントボトルはどうやって洗うのが良いのでしょうか?普通に洗っても匂いが残ったり、水垢が残ったりしていませんか?そういった心配のない方法をご紹介いたします。