デジタル処理

銀塩フィルム → 銀塩プリント のやり方では様々なアナログなテクニックがあります。フィルム選びに始まって撮影時のフィルターワーク、焼き付け時のテクや調整。これらは基本的にはデジタルでパソコンで自由に出来てしまいます(全部実践していないのですが。)

フィルムの選択

ベルビアで撮ってアスティア調に直すのは難しいですが、アスティアで撮ってプロビアやベルビア調に直すことは非常に容易です。もちろん白黒化も瞬時。しかし不適正な露出を直すのは限度があります。失った情報は戻ってきません。

フィルター

色調変換や特殊効果のためのフィルターはすべてデジタル的に行うことが出来ます。パソコンで出来ないのはNDとPLです。また色調の点はいわゆるレンズの味も出すことが出来ます。Pentax風の暖色など後処理で出来ます。

周辺減光・湾曲

解像度と関係のないレンズのこのような特性はプログラムで簡単に補正できます。(この二点は仕事で日常的にやっているので。)収差は補正できません。

 

デジタル処理はこれまで撮影時にやっていた諸々の選択や技術を不必要あるいは軽減する事が出来ます。これは非常に大きいと思います。これらは逆に言うとフィルム選択の楽しみや、レンズ選択の楽しみを狭めてしまうこともなるのですが、それは個人レベルでの嗜好に影響するだけだと思います。私がデジタル処理をするとはいえ、趣味でやっている以上はポジを見て「綺麗だー」と感動したいわけで、フィルムの選択は色々悩みます。

以降はデジタル処理の実例を作ってゆきたいと思います・・・・
(でも最高のポジができあがることを目指して撮らないとダメなような・・・)

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